『ガロアの数学「体」入門』

本のコーナー

●　５月２６日発売予定　●

　おかげさまで、技術評論社から

『ガロアの数学「体」入門』　　～魔円陣とオイラー方陣を例に～

が、平成３０年 ５月２６日 に発売されることとなりました。

アマゾンでは予約受付中なので、ぜひともよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　

　ガロアというと、「ガロア理論」ですよね。

　でも、案外知られていないのが、ガロアは「有限体」の創始者だということです。

　本書では「体を拡大」して、より大きな「体」を具体的に作っていきます。

　この「有限体」は、数学だけでなくコンピュータ関連でも有用です。

　今では「符号理論」や「楕円曲線暗号」といった分野の基礎となっているのです。

　じつは、そんな専門分野に進む前に、

気軽に「有限体」に親しめる数学があるのです。

　「オイラー方陣」や「魔円陣」です。

　ちなみに、　「魔方陣」ではありませんよ。「魔円陣」です。

　もっとも「オイラー方陣」から「魔方陣」が作られることも、その逆もありますが・・・・・・。

　（不見識な私にとって）驚きだったのは、

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　「オイラー方陣」はユークリッド平面から、

「魔円陣」は射影平面から作られるという事実です。
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　しかも、どちらにもガロアの「有限体」が用いられるのです。

　これはもう、本にして宣伝しまくるしかありませんよね。

　「ガロアの数学」には、こんな面白いことがあるんだよ、って。

　それでは、ぜひとも予約注文をお願いいたします。
　

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