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0に関する質問 |
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● 0は偶数?それとも奇数? ● 「 ど〜して 0は偶数(ぐうすう)なの?」 正の整数で問題を出してくれればいいのに、 小学校で習いました。 偶数(ぐうすう)といったら 2,4,6,8,10,・・・ 0は・・・習っていなかった! そこで質問です。 「2の倍数(ばいすう)」 そうですね。では、奇数は? 「2でわりきれない数」 そうですね。 0÷2=□ 小学校で習いました! 1÷2=□ あまり △ はわからな〜い、ということです。 では、わり算はどう習った?・・・ということで復習です。 12÷3=□ ここで、かけ算をしたのです。(なつかしいね〜。おぼえているかな?) 3×1=3 で 12 でないから 1 でない めでたく、12÷3=4 とでました。 このちょうしで、0÷2=□ を考えます。 2×□=0 そうです。 0 です。
● なぜ0でわってはいけないの? ● いままでのお話は、次の3通りが頭の中でごちゃまぜになっているのが原因でしょう。 0÷2=□ ・・・ (1) (1)はちゃんと 0 なのに、(2)とごちゃまぜになってしまう・・・。 さっきのちょうしで、2÷0=□ を考えます。 0×□=2 そうです。 0 に何をかけても 0 です。 問題は(3)です。 (3)の 0÷0=□ もこのちょうしで考えてみます。 0×□=0 そうです。 0 に何をかけても 0 です。
● 0÷0 ● お話の続きは高校の微分(びぶん)です。 みんな大すきなすべり台でお話しましょう。 すべり台って、はじめはゆっくりでも、だんだんスピードがはやくなりますよね。 これって、重力(じゅうりょく)の関係なのです。 時間を ○秒 とすると、すべり落ちたきょり □m は □=○×○ とか のようになるのです。 今回は、□=○×○ で話をすすめましょう。 □ = ○×○ 0 m <−−− 0 秒 1秒後から3秒後までの 2秒間 には 8m すべり落ちました。 3秒後から5秒後までの 2秒間 には 16m すべり落ちています。 つまり、あとの方が すべり落ちるスピードが速いってこと。 だったら、そのしゅん間のスピードを知りたいな、 3秒後から3秒後までの 0秒間 には 0m しかすべり落ちるわけないよね。 でました!! 0÷0 です。 同じ 0÷0 でも、1秒後と2秒後と3秒後と・・・全部ちがうスピードのはず。 □ = ○×○ 9 m <−−− 3 秒 3秒後から3秒後までの0秒間には 0m しかすべり落ちるわけないけど 3秒後から3.01秒後までの0.01秒間には 0.0601m すべり落ちてるから 3秒後から3.001秒後までの0.001秒間には 0.006001m すべり落ちてるから これって、6 (m/秒)に近づいているようね! 6.1(m/秒)、6.01(m/秒)、6.001(m/秒)・・・・・−> 6(m/秒) だったら、3秒後から3.000・・・秒後までの0.000・・・秒間のしゅん間のスピードを6(m/秒)にしてしまおう!というのが微分法です。 3秒後は 0÷0=6 (本当はもっとべつの記号を使ってあらわします) できたら、1秒後、2秒後、3秒後、4秒後、5秒後・・・のしゅん間のスピードもやってみてね。
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小林吹代 |