誤植と勘違い

● 誤植? 勘違い? ●

 

 読者の方から、出版社の方へ「まちがい」のご指摘をいただきました。

 貴重なご指摘、ありがとうございました。

 すべて、その通りです。

 ちなみに、ご指摘をいただいたのは、次の3カ所です。

P62 左下図の縦書きのところ。
 x+3 ではなく x+2

P152 上の漫画のふきだし。
 45゜ ではなく 90゜

P154 下から4行目。
 45゜ ではなく 90゜

 担当者は気を遣って、「誤植」ではないかと言ってくださいましたが、

1カ所は印刷屋さんの誤植、もう2カ所は私の「勘違い」でした。

 ちなみに、印刷屋さんの誤植は一番上の「x+3 ではなく x+2」のところです。

 でも、もちろん印刷屋さんのせいにはできません。

 そのために、2回も「校正」をしたのですから・・・・・・。

 最初の校正は「初校」、2回目の校正は「再校」といいます。

 初校の段階で、もうゲラが真っ赤になるほど訂正して、

 「もう完璧! 再校なんて必要なし!」と信じて送り返しました。

 ところが・・・・・・。

 スッキリ訂正されたゲラを前にすると、なぜか新たな「誤植」や「不備」が目につくのです。

 どうして初校の時に気づかなかったのだろう、と不思議になってきます。

 で、「再校」も、ほんの2、3カ所の訂正と言うにはほど遠い様相で送り返します。

 「まちがいがないといいなぁ!」と願いながら・・・・・・。

 今までの経験から、「もう完璧! まちがいない!」という自信はもてないのです。

 それにしても、どうしてこんな「誤植」や「勘違い」に気づかなかったのか

 自分でも不思議です。

 見ていても目に入っていなかったり、頭から信じ込んでしまっているからでしょう。

 それでは、貴重なご指摘、どうもありがとうございました。

 

 


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