正三角形から正方形(R7.4.7)

 今日も朝からボーッとしています。

 昨日は、新たに飲み始めた漢方薬が効いてきたのか、

気分も良くなってきました。

 ところが、風呂上りに寒かったのがイケなかったのか、

久しぶりにお肉をたっぷり食べたのがイケなかったのか、

また夜中に背中側の腰の上あたりが痛くてしかたなくなりました。

 それで大事をとって、のんびりしています。

 朝テレビを見ていたら、めずらしく数学が話題になっていました。

 120年間も未解決だった問題を、日本人が解決したというのです。

 「デュードニーの裁ち合わせパズル」というもので、

「正三角形を三つに切り分け、裏返さずに正方形を作れるか」というパズルです。

 これは1902年に、英国のパズル作家ヘンリー・デュードニーが

新聞のコラムで提案したものだそうです。

 ちなみに「四つに切り分けた場合は、裏返さずに正方形を作れる」ことが分かっています。



 解決したのは、北陸先端科学技術大学院大(石川県能美市)と

米マサチューセッツ工科大の研究チームです。

 北陸先端科技大は、鎌田斗南助教たちの研究チームです。

 助教というと、昔は助手といっていました。

 昔は「助手、講師、助教授、教授」だったのが、

今は「助教、講師、准教授、教授・・・」の他に様々な肩書があるようです。

 つまり、若手でこれからが期待できる方、ということです。

 何でも、正三角形と正方形をそれぞれ三つに切り分けたパターンを分類して、

図形の辺や頂点の関係から連立方程式を作り、

いずれも解が「存在しない」ことを証明したそうです。

 折り紙なども、いろいろと応用されているようですが、

今回のパズルも応用が期待されているようです。

 最近、春の値上げとか、トランプ政権の関税とか、イヤな話題ばかりです。

 日本人が活躍している明るいニュースは、何だかうれしいですね。


 


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