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国産量子コンピュータ2号機(R5.10.7) |
令和5年10月5日に、
国産量子コンピュータ2号機の発表がありました。
1号機から、まだ1年もたっていません。
1号機と同じ「64量子ビット」ですが、
前回が研究所・大学向けだったのが
今回は一般企業向けとのことです。
何でも、「1024量子ビット」を視野に入れて開発したとか。
ちなみにIBMは、昨年「433量子ビット」を完成させ、
来年には「4158量子ビット」を目指しているとのこと。
日本は完全に後追いですが、それでも追いかけられるうちが花です。
企業に利用が広まれば、資金が集まります。
(これまでの)コンピュータの発展も、
企業のニーズと資金が支えてきたらしいのです。
お金かぁ〜、莫大ですからねぇ〜。
さて、量子コンピュータに用いられる技術は、いろいろあるようです。
超伝導回路方式、イオン方式、半導体方式、光方式、・・・。
1号機も今回も、超伝導回路方式でした。
ちなみに、IBMもGoogleも、超伝導回路方式です。
超伝導回路方式は、マイナス273度(絶対0度)まで冷やし、
電気抵抗をなくして電子を進ませるものです。
リニアモーターカーや、病院のMRI装置でも利用されている技術です。
そういえば・・・
最初の入院のときも、その次の手術での入院のときも、
病院では工事が行われていました。
通りすがりにのぞいてみると、
部屋いっぱいに巨大な装置とたくさんの管がありました。
あれって、もしかしたら超伝導を作り出す
巨大な冷凍庫だったのかなぁ〜!?
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小林吹代
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