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続ミュー株(R3.9.2) |
ギリシャ文字で有名なのは、中学校で学ぶ円周率の「π」(パイ)です。
他にも高校になると、「α」(アルファ)「β」(ベータ)「θ」(シータ)などを使います。
ところが新型コロナで、変異株にギリシャ文字が使われることになって事情が一変!
今ではデルタ株の「δ」(デルタ)が一番有名かもしれません。
ラムダ株の 「λ」(ラムダ)も耳にしましたが、
ネットで調べることもせず、
へぇ〜! アルファベット順でないんだ! ・・・なんて思っていました。
昨日、9月1日に日本でも{μ」(ミュー)のミュー株が確認されて、
これでギリシャ文字も半分使ってしまった・・・・・・と話題になりました。
そうか! やっぱりアルファベット順だったんだ!
他は、日本で確認されなかっただけなんだ!
ただしアルファベット順なのは、
WHOが「懸念される変異株」や「注目すべき変異株」に認定した順番です。
確認された順番ではありません。
アルファ株はイギリスで、2020年9月に、
ベータ株は南アフリカで、2020年5月に、
ガンマ株はブラジルで、20020年11月に、
デルタ株はインドで、2020年10月に、確認されました。
確認順なら、南アフリカ、イギリス、インド、ブラジルとなります。
以上4つが「懸念される変異株」です。
「注目すべき変異株」は、次のようになっていました。
イプシロン株(米国) 、 ゼータ株(ブラジル) 、 イータ株(複数の国)
シータ株(フィリピン) 、 イオタ株(米国) 、 カッパ株(インド)
ラムダ株(ペルー) 、 ミュー株(コロンビア)
次に認定されたら、「ニュー株」のはずですね。
新型コロナのニュー株なんて、ピカピカに新しそうです。(でも怖いです!)
じつは地元の新聞に、2日連続変異株の記事が出ました。
今日は「ミュー株」です。
昨日は、今のところ 「懸念」や「注目」に入っていない変異株です。
5月に南アフリカで発見され、ベータ株とは別系統の、
感染力が強く、ワクチンも効きにくい恐れがあるものだそうです。
もしかして、これが「ニュー株」になるのかも・・・・・・。
さて、ギリシャ文字もミューまで使ってしまい、残り半分となりました。
WHOも、オメガ株で終息しない予想なのか (それって心配!)
ちゃんと続きを考えているそうです。
それは何と星座名! 88星座あるようです。
星座占いで出てくる、乙女座とかは知っているけど、
「エリダヌス」とか「レチクル」」といった、
聞いたこともない星座もあるようです。
日本に入ってこなければ、耳にすることもないだろうけど。
それにしても・・・・・・。
乙女座だったら、Virgo の略符の「Vir」を使って、 「Vir株」と呼ぶのかな?
もしかして、日本では「乙女株」と言ったりして・・・・・・。
さて、どんな変異株が現れようと、やれることは限られていますよね。
とりあえず、不織布マスク、手洗い(目洗い!)、換気の悪い所や人の多い所に行かない
といったことしかなさそうです。
それでは、お互いに気をつけましょう!
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小林吹代
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