海外旅行はどこにいきますか?
お金も時間もかかるのですから、じっくり考えないと・・・。
職場でもいろいろ情報交換しています。海外旅行に毎年出かける、などという信じられない人がなぜかけっこういて、いろいろ教えてもらえます。1年間に4回も行った、などというこれまた信じられない人もいて貴重この上ありません。
「今まで行った中では、ケニアがよかった。高度が高いので夏でも暑くないよ。雨季と乾季で動物が移動するから7月ならタンザニア、8月ならケニアだね。」
「ロシアはシベリア鉄道の中でみんなに親切にしてもらえた。ロシアといっても夏は30度以上あるのよ。」
「今まで一番よかったのはイタリアね。料理はおいしいし、町並みがすてき。」
「なんといっても、スペインよ。スペインにはまって毎年行く人もいるのよ。」
「ヒマラヤトレッキングでは、吊り橋はいっぱいあったよ。それより、5000メートルをこえると高山病になってね。」
聞いているだけでも楽しくなります。
でも、みんな趣味がちがうのですね。登山が趣味の人、人とのふれあいが大切な人、高級なホテルでおいしいものを食べてリッチな雰囲気を満喫したい人、等々。
わたしの場合は、他では見られない変わった風景に出会いたい。
そこでしか見られない風景、この世のものとも思えない風景、すばらしい大自然、そんな奇景に出会いたい。
そんな人って、けっこう多いのでは?
ある海外旅行によく行く人に聞きました。
「万里の長城や兵馬俑と桂林の璃江下りとどっちがよかった?」
「そりゃ、桂林の璃江下りね。」
「ラスベガスとグランドキャニオンとどっちがよかった?」
「う〜ん、やっぱりグランドキャニオンね。」
やっぱり・・・と思いました。
じつは、わたしは海外旅行は贅沢という固定観念があり、長年行こうとは思っていませんでした。一度くらい、先行き短い父に親孝行するのも悪くないと思って行ったのが中国です。もちろんすばらしい風景に出会えました。次はトルコです。そこでは、この世のものとは思えない奇景に出会えました。
今は、できたらアメリカ西部の大自然を見てみたい、グランドキャニオンをぜひ見てみたいと思っています。同じ職場の方が2人とも言いました。
「グランドキャニオンは、死ぬまでに一度は見ておくといいよ。」
「そりゃ、さすがにすごいわね〜。」
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